不軽山 荘厳院 香仙寺

龍神宮由来


神宮は天災諸厄を除き、五穀豊穣、水の神の守護神として往古当松栄の北端阿武隈山系の源流を発する、久慈、山田、浅川の諸流を一望に納めた香仙寺の丘陵に鎮座する。

古来神威は当山の未来永劫の諸厄を除き、農業に従事する民の五穀豊穣を願うものなり。
また、南丘権現山に対座し、嶺と海とを勘合し香仙寺に帰依する檀信徒の修道無難、道念増進、当山の平穏を守護するものなり。

後世、明治神仏判燃令の折り、幾度か他に遷度をこい願いしも神威これを拒み、今日に至る。
今、毎年四月、六月、十一月の十五日、龍神宮の例祭が執行される。
古しい当宇が川島村と呼ばれしな、右歴史のしめすところに因る。

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